環境

続ソーラークッキングの世界

日本ソーラークッキング協会の西川さんからメールが入る。 私の「ききょう」の改良型を紹介する記事が雑誌「婦人之友」8月号に載るので、事後承諾がほしいとのこと。 もちろん喜んで、と返事を送る。 「ききょう」の制作の容易さを認めて、すでに親子工作な…

FITの燃費

去年の12月に納車されたFITの走行距離が、先日1万キロに達した。そこでこのFITの燃費についてまとめておこう。このFITの10モード燃費(カタログ燃費)は23km/Lだ。HONDA CARSの販売員は、まぁ普通に乗ったら13,4km/L程度でしょう、と言った。しかし大学まで…

外来魚駆除釣り大会in淀川

環境社会学会MLからの情報 外来魚駆除釣り大会in淀川2009目的 : 釣りを通して淀川で起きているブラックバス・ブルーギルなどの外来魚問題の啓発を行う。 開催日 : 2009年5月10日(日) ・・・ 雨天決行 時間 : 10:00〜15:00 ※随時…

Kyoto Box

イギリスのファイナンシャル・タイムズのClimate Change Challengeで大賞に輝いたのは、ソーラークッカーだった。 "Solar-powered cardboard cooker" http://www.ft.com/cms/s/0/966a21fa-13ae-11de-9e32-0000779fd2ac.html CNN.co.jpの紹介記事はこちら 「…

カエル腐臭

2月はじめにスタートした「自然にカエル」での生ゴミ処理。ここ2週間ほどは気楽にどんどん生ゴミを放り込んできた。果物や野菜のくずや茶葉はもちろん、煮魚・焼き魚の皮や骨、卵の殻、一度は魚のはらわたも生のまま入れてみた。順調になんでも処理できて…

ENEX2009

3年前にも行ったENEX「地球環境とエネルギーの調和展」。テレビでやってるのをたまたま見て、これは行かねば、思い立ってインテックスまで行ってきた。3年前はいろいろおもしろかったような気がしたのだが、今回はあまりぱっとしなかった。というのは、展示…

生ゴミ処理

先日買った「自然にカエル」という名の手動式生ゴミ処理機。微生物相の立ち上げ期間も終わり、いよいよ本格稼働に入った。これまで、リンゴの皮と芯とかタマネギ、ニンジン、大根の皮とか、焼き魚の骨と皮、卵の殻、茶葉など、ぼちぼち投入してきた。今のと…

温暖化討論

メモ。エネルギー・資源学会が、学会誌「エネルギー・資源」2009年1月号において新春e-mail 討論「地球温暖化:その科学的真実を問う」という記事を掲載。その全文が学会HP上で公開されている。 エネルギー・資源学会ホームページ http://www.jser.gr.jp/ 懐…

自然にカエル

以前から買おうかどうか迷いに迷っていた生ゴミ処理機の「自然にカエル」を買ってしまった。 生ゴミ処理機もだいぶ家庭用の家電として定着しつつあるが、電気で熱を作り攪拌しながら乾燥させて減量するものか、あるいは保温し攪拌しながら微生物の活動によっ…

潜熱利用電気あんか

(株)ジェイ・エス・ピーという会社が製造している電気あんか「ぬくぬく」を購入した。 このあんかは、電源コードをつないで1時間半ほどで蓄熱し、あとはコードを抜いても一晩中その熱が持続するというものだ。湯たんぽや、最近流行のレンジでチンして温め…

にほんの里100選

1月6日付朝日新聞に載った「にほんの里100選」。以下はasahi.comより。 にほんの里100選、決まる 応募4474件から選出 朝日新聞社と森林文化協会は人々の暮らしによって育まれたすこやかで美しい里を選ぶ「にほんの里100選」を6日発表した。08…

TIME誌:気候変動が紛争を引き起こす

もひとつ覚え書き。 「Weather Wars」 TIME December 8, 2008, p.36-37。 『Falling off the edge』という本を書いたTIME誌の記者Alex Perry氏の記事。気候変動が引き起こす干ばつなどが、水の奪い合い、土地の過剰利用を通じて、各地の、とくにアフリカの民…

TIME誌:中国の資源ゴミ村

メモ。 「Postcard: Donxiaokou.」 TIME December 8, 2008, p.4。 北京の北にあるDongxiaokouという村は、北京で発生するリサイクル可能なゴミを集めて大きな利益を得ていたが、このところの経済危機で損失大きく、ただのゴミ捨て場になりかねない。ペットボ…

2008年度環境講演会

環境サークルの学生たちが企画し進めてくれている講演会が近づいてきた。 タイトル:「ナマケモノから学ぶスローライフ 〜今、学生に伝えたい生き方〜 」 講師:辻 信一氏 (文化人類学者、環境運動家、明治学院大学国際学部教授) 日時:2008年12月8…

生分解性樹脂による緑化

今日の朝日新聞朝刊に載っていた記事。 樹脂チューブで砂漠を緑地に 東レが新技術 http://www.asahi.com/eco/OSK200811200090.html 内モンゴルの砂漠で、生分解性樹脂のポリ乳酸でできたチューブを格子状に配置し、砂の動きを抑えるようにしたら1年半で大地…

PETの山に埋もれる

研究室がえらいことになっている。 学祭のゼミ展示の素材なのだが、部屋がゴミで埋もれている。 やはり、いかに話に聞いてもこのインパクトにはかなわない。それだけで、やってみる価値はあるだろう。あとは、準備が間に合うか、だが。

クリーンフェスタ

泉北クリーンセンター(和泉市舞町)にて現在環境クリーンフェスティバルを開催中(10:00〜16:00)。ゼミ生がフェアトレードとソーラークッキングの展示を行っている。やや薄雲がかかる天候だが、太陽光調理の世界を紹介するにはまずまずの天気らしい。写真…

歩行発電

Internet Watch 2008/10/17の記事より 「歩行発電」でiPod再生、タービン内蔵靴をNTTが試作 なるほど、その手があったか! という感じ。しかし踏みつけるときにタンク内の水を押し出してタービンを回すということだが、一歩踏み出すたびに足下がグニュッと沈…

オー!フレネル

ソーラークッキングの次のステップに、ということで、日本特殊工学樹脂という会社のフレネルレンズ(平面プラスチックレンズ)を購入。送料込みで9,450円。50cm x 45cmという大判のレンズなので、太陽光を集めたときのパワーは当然ながら相当に強力だ。落ち…

吉野の檜製割り箸

生協の食堂が、秋学期から割り箸を奈良県吉野のヒノキ製のものに切り替えた。割り箸の消費に関してはゼミ生なども気にしていて、ひとりが生協に対し質問状を出して竹製やプラスチック製に切り替えないのかと尋ねたところだった。切り替えはそれと関係あった…

Game plan

C-netより。 丸山宏「サステイナブルな社会」 に紹介されていた、Saul Griffithという人の、 The Game Plan : A solution framework for climate change and energyでなかなかいい感じのプレゼンテーションを見ることができる。 そうね、こういう具体的な訴…

智頭町訪問

岡山県との県境に位置する山村、鳥取県智頭町の新田集落に日帰りで行ってきた。ここは、集落をまるごとNPOにして、都会の住民との交流とか勉強会とかいろいろ盛んに村おこしに取り組んでいる。内モンゴル緑化ツアーを企画した旅行社が、ゼミの合宿にどうかと…

サニークッカー

小川クラウンという会社が出している太陽光調理器サニークッカー。 じつは5月半ばに購入していたのだが、余裕がなくて今まで本格的に試用していなかった。 授業も終わったし天気もいいし、今日は太陽光調理に最適の日。ようやく試運転できた。工房あまねの…

低炭素社会への12の方策

地球環境研究センターニュースVol.19 No.3 (2008年6月)に掲載されていた、脱温暖化2050プロジェクトが提案する、低炭素社会に向けた12の方策。大事な目標だと思うので名称だけここに挙げておく。 低炭素社会への12の方策 快適さを逃さない住まいとオフィス …

エコ替え

トヨタがCMでやっている「エコ替え」。燃費の良い新しい車に乗り換えれば環境への負荷が減らせるというものだ。たしかに自動車の一生を通じて生じる環境負荷の大半は、走行中の燃料消費によるものだから、燃費の良い車に乗り換えれば環境に優しい、という…

マラウイ

メモ。TIME誌のMay 5, 2008 p.24にJeffrey D. Sachsが書いている「Act Now, Eat Later」という記事に、マラウイの成功例に学べとある。 「…マラウイでは、3年前特別な基金を作り、農民が肥料と高収量品種の種子を手に入れられるようにした。これによりマラ…

カーボンオフセット

安井至氏が、カーボンオフセットを自分で体験してみて問題点を書いている。 日経エコロミー コラム 2008/5/21 「カーボンオフセットを体験して分かった問題点」 前にここでカーボンオフセット版の年賀状のことを書いたが、やはりオフセットの信頼性は大きな…

エココン

本家のエコ部屋にソーラークッカーのことを載せてから、ぽつりぽつりと太陽光調理つながりで初めての方からメールをいただいたりするようになった。ソーラークッカーの世界には熱心な伝道者たちがいて、こうした方たちからまた新しい世界とのつながりができ…

環境配慮契約

1年前のことなのだが、まるで知らなかったのでメモ。 国等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する法律について 平成19年5月17日 環境省報道発表資料 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8382 通称、環境配慮契約法。「…

Green TIME

TIME誌の4月28日号の表紙が緑色だ。いつもは赤い表紙の枠も緑色。特集記事は「地球温暖化との戦争にいかに勝利するか」。 記事を読んで思うのは、連邦政府がいかに抵抗しようと、州レベルではアメリカはすでに温暖化対策に着々と取り組みはじめているという…