2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

キロワットアワー・イズ・マネー

(村上敦著 いしずえ新書 2014年) 大学のドイツ短期研修プログラム「ヨーロッパエコスタディ」でも何度かお世話になっているフライブルク在住の村上敦氏の本。タイトルやカバーのあおりを見ると、自然エネルギーで地方を活性化しましょう!という、わりと気…

彩生館まつり

6月25日、和泉市のリサイクルプラザ彩生館の20周年を記念したイベントに参加した。 「ソーラークッキング お日さまをみんなの力に」 と題して90分弱のお話しをさせてもらった。 あいにく当日は予報から確実に雨ということで、実演は最初からあきらめ、できる…

月は無慈悲な夜の女王

(ロバート・A・ハインライン著 早川書房) Kindle版読了。 読んでおくべきSF傑作のひとつとして推薦されていたので、何気なくKindleで見つけて読んでみた。今調べて驚いたが、1965年に連載されていたという半世紀前の作品なのだな。まさにクラシック。しか…

太陽の簒奪者

(野尻抱介著 早川書房 オリジナルは2002年) Kindle版読了。 冒頭から怒濤の展開で息もつかせなかった。スケールの大きな物語。満足。

ねずみに支配された島

(ウィリアム・ソウルゼンバーグ著 文藝春秋 2014年) 広島大学出張中に読了。 前著「捕食者なき世界」がすばらしく面白かったソウルゼンバーグ。この本も期待に違わず大変面白く一気に読ませてくれた。 世界中の島々で繰り返される、外来動物の侵入と在来鳥…

バイオマス・ニッポン

(小宮山・迫田・松村編著 日刊工業新聞社 2003年) 積ん読解消シリーズ。 今さら、だった。2002年に閣議決定された「バイオマス・ニッポン総合戦略」をわかりやすく解説したもの、という位置づけの本。それから15年経って、その総合戦略がどういう風に進ん…

地球の破綻

(安井至著 日本規格協会 2012年) 積ん読解消シリーズ。 1972年にローマ・クラブが出した「成長の限界」は、その当時にできる未来予測を示し、その展望で衝撃を与えたという。それから40年経ち、状況も変化し、また予測の精度も変化したことで、改めて21世…

ヒトはなぜ病気になるのか

(長谷川眞理子著 ウェッジ 2007年) 積ん読解消シリーズ。 怪しい健康本ではない。もちろん、進化研究界隈の人なら著者名を見ればそんなことはすぐわかるのだが、上の画像を得るため検索したら似たタイトルの怪しい本が山ほど出てきたので念のため。 医学は…