そろそろスローフード

センター試験の1日目。お仕事の合間にすいすいっと読み切ってしまった軽い本。そろそろスローフード―今、何をどう食べるのか? (ゆっくりノートブック)作者: 島村菜津,辻信一出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2008/06メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 7…

雌と雄のある世界

雌と雄のある世界 (集英社新書)作者: 三井恵津子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/10/17メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見るだいぶ前に読了していながら書けなかった。自然科学の講義で性の進化を教えるのに、最近の研究の進…

カルチャー・クリエイティブ

カルチャー・クリエイティブ―新しい世界をつくる52人 (ソトコト新書)作者: 辻信一出版社/メーカー: 木楽舎発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る先月、環境講演会に来てもらった辻信一氏の著書。講演会…

日常の社会学

入試業務の合間の空き時間に読んだ本。社会学と過ごす一週間作者: ソシオロジスト編集委員会出版社/メーカー: 学文社発売日: 2003/05メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る学生の毎日の風景の中にあるさまざまなこと〜教育、家族…

鉄板

旅行中に何人かの学生に話を聞いたりして、新しく読むマンガをいろいろ物色していたのだけど、ようやく決めてAmazonに注文したのが届いた。バガボンド(1)(モーニングKC)作者: 井上雄彦,吉川英治出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/03/23メディア: コミック…

仏陀とキリスト

マンガに関してはかなり保守的で、なかなか新しいものに手が出ない方なのだけど、なーんかおもしろいマンガはないものかなー、とネットを徘徊していたら、これからブレークしそうなマンガとかなんとかいうリストの1位になっていたので買ってみた。聖☆おにい…

失踪日記

失踪日記作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2005/03/01メディア: コミック購入: 28人 クリック: 293回この商品を含むブログ (1145件) を見るおもしろかった。悲壮さを排除して描いてあるせいで笑って読めるが、ところどころ目立って…

エコとピース

戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方―エコとピースのオルタナティブ作者: 田中優出版社/メーカー: 合同出版発売日: 2005/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (19件) を見るap bankのモデルとなった「未来…

システムを変える

地球のなおし方作者: デニス・メドウズ,枝廣淳子,ドネラ・H.メドウズ出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/07/15メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 20回この商品を含むブログ (19件) を見る『成長の限界』を書いたメドウズの「システム思考」とい…

ここ

ここ―食卓から始まる生教育作者: 内田美智子,佐藤剛史出版社/メーカー: 西日本新聞社発売日: 2007/10メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 233回この商品を含むブログ (60件) を見るインテックスへの往復で読了。じつは読むのは二度目で、一度目の時になん…

エコシフト

エコシフト (講談社現代新書)作者: マエキタミヤコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/17メディア: 新書購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (22件) を見るおもしろかった。これはぜひ、なにか行動を起こしたいと思っている学生たちみんなに…

最近買った本6冊

このごろ電車に乗らないのでなかなか本が読めない。読んでから感想を書こうとしていたのではいつになるかわからないので、とりあえず買ったという事実だけここに記録しておこうと思う。エコシフト (講談社現代新書)作者: マエキタミヤコ出版社/メーカー: 講…

おとなの進路教室

おとなの進路教室。作者: 山田ズーニー出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/03/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 47回この商品を含むブログ (60件) を見るべつに進路に悩んでいるというわけではない。ほぼ日に連載されているエ…

買った本

ツバル―海抜1メートルの島国、その自然と暮らし作者: 遠藤秀一出版社/メーカー: 国土社発売日: 2004/02メディア: 大型本 クリック: 27回この商品を含むブログ (7件) を見る来月、著者を環境講演会にお招きするので勉強のため。美しい写真。しかし人間が長く…

メディア・バイアス

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)作者: 松永和紀出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/04/17メディア: 新書購入: 39人 クリック: 304回この商品を含むブログ (129件) を見るだいぶ前に安井至さんのHPで紹介されていたのを注文…

江戸時代の環境保全

江戸時代にみる日本型環境保全の源流作者: 農山漁村文化協会,農文協=出版社/メーカー: 農山漁村文化協会発売日: 2002/10メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見るだらだらと読んでいたが、ようやく読了。 江戸時代の江戸の町は多く…

恐怖による支配

恐怖の存在 (上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)作者: マイクル・クライトン,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/09/09メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (43件) を見る遅ればせながら読了。まずストーリーとして、おもしろいのかな…

下流志向

内田樹著「下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち」(講談社 2007)読了。面白かった。消費マインドを持った生徒・学生にとっては、できるだけ努力しない・勉強しないことが合理的な態度だという、バザールでの買い物交渉との比較に納得。なるほど…

ザ・ファシリテーター

森時彦「ザ・ファシリテーター」(ダイヤモンド社 2004年)読了。面白かった。ファシリテーションの能力に長けた1人の若き女性社員を主人公に、企業の改革にいかにファシリテーション技術が使われうるかを小説仕立てで紹介していく本。ファシリテーションに…

コンタクト

カール・セーガン著「コンタクト(上・下)」読了。最近なかなか時間がなくて買った本でも読む暇がなく、ましてや同じ本を二度読むことはほとんどないのだが、この本はなんとなくもう一度読んでみようという気にさせられた。最初に読んだのはずいぶん前のこ…

ミジンコ本

花里孝幸著『ミジンコ先生の水環境ゼミ―生態学から環境問題を視る』(地人書館 2006)読了。ミジンコを材料にした短い話を積み上げて、淡水生態系の話から水系の環境問題をわかりやすく解説している。水がきれいになれば魚は減る、といった、一般の人が想像…

ホームページ指南

岡本真『これからホームページをつくる研究者のために』(築地書館 2006)読了(斜め読み)。あちこちで評判のこの本、すでにホームページをつくっている自分が改めて読む必要はないかとも思いつつ、自分の行為を確認して安心(あるいは反省)するために、ど…

複雑さを生きる

先日のBBQバーティでお会いした安冨さんの本を読み終えた。 安冨歩「複雑さを生きる やわらかな制御」(岩波書店 2006) はじめの方は、正直なにを言っているのかわからず、少々斜め読みですっとばしていったが、「第3章 やわらかな制御」「第4章 動的な戦…

自己紹介を考えるシート

前から使ってみたいと思っていた、山田ズーニー著「考えるシート」(講談社 2005)の中から、自己紹介を考えるシートというのを基礎演習の授業で使ってみた。自分で自分をよく知り自分の立ち位置を考える手助けとするための、20の設問と、それをまとめて形に…

これからの環境論

渡辺正著「これからの環境論」(日本評論社 2005)読了。「地球と人間の環境を考える」シリーズの第12巻にあたる。軽妙な会話形式で軽く読める。内容は要するに、代表的な環境問題トピックはどれも騒ぎすぎであり、とるに足らない問題である、という主張。酸…

ゴミモデル

和田英樹著「ごみプランニング」(築地書館 2005)読了。たぶんタイトルだけ見てなにげなく注文したのだが、中身は意外やたくさん数式の出てくる数理工学的な話。直感と感覚と感情で語られることの多いゴミ処理に関する政策決定に、どのようにして客観的なモ…

飲み水を自作する

中本信忠著「おいしい水のつくり方」(築地書館 2005)読了。片道1.5時間の通勤電車中で読み終えた。緩速濾過処理(この名前が悪いとして「生物浄化法」と言い換えようと提唱している)による安全でおいしい水道水のつくり方を書いている。基本は、生物のは…

環境問題のウソのウソ

いつもチェックさせてもらっている安井至氏が市民のための環境学ガイド時事編で、池田清彦著「環境問題のウソ」(筑摩新書 2006)を酷評している。読んでないのでコメントは控えるが、人の話のウラをとる演習の材料としてゼミで使えそうな感じ。

自然エネルギー市場

飯田哲也編「自然エネルギー市場 新しいエネルギー社会のすがた」(築地書館 2005)読了。NPO法人環境エネルギー政策研究所の所長をつとめる飯田氏を中心に、太陽光、風力、バイオマスを基本とした自然エネルギーをどうすれば普及させることができるかという…

期待はずれ

そういえば柴門ふみの「小早川伸木の恋」(原作の方)も最終巻まで読了。なんだかつまらない話だった。絵も前に比べて雑な印象を受けたし。