コンタクト

カール・セーガン著「コンタクト(上・下)」読了。最近なかなか時間がなくて買った本でも読む暇がなく、ましてや同じ本を二度読むことはほとんどないのだが、この本はなんとなくもう一度読んでみようという気にさせられた。最初に読んだのはずいぶん前のことで、その後DVDで映画版も見たので、今回は主人公がずっとジョディー・フォスターとして頭の中にあった。クライマックス以降の展開は映画よりもはるかに読み応えがある。宗教と科学の関係、とくに神の存在について、科学者カール・セーガンのひとつの答えがここにある。深い感動に流されて、先日メールが来ていたSETI@homeプロジェクトへの寄付に応じる気になった。単純。