廃油キャンドル試作

環境サークルの学生たちと研究室で廃油キャンドル作り。年末のチャペル礼拝にあわせてキャンドルナイトをやろうという話が大学の周年記念事業に採択されて、その実現に向けて準備の第一段階である。天ぷらの廃油に「かためるテンプル」を入れ、固まる前に適当な容器に流し入れ、たこ糸の芯を立てて固まるのを待てばできあがり。クレヨンを混ぜると色がつく。においは天ぷら油そのものなので、適当に香油を入れる。すぐに固まってきたので、火をつけてみると、いい感じのきゃんどるになった。

なんだ簡単じゃん、と実験成功を喜びあう。これなら大量生産もそれほど大変ではないから、生協食堂で出る廃油をもらい受けてそれでたくさんのキャンドルを作り、数百個を広場いっぱいに並べればきっと素敵なキャンドルナイトになる・・・と夢をふくらませる。

ところが、しばらくしたら次々に火が消えだした。熱でキャンドルの中心部分が溶けて池のようになり、そこに芯が沈んでしまうのがどうも原因らしい。小さいのはすぐに消え、大きいのもやがては消えてしまった。これは問題だ。せめて2〜3時間は点いていてほしい。キャンドル作りのサイトで同様の症状が報告されていないか調べてみるが、見あたらない。困った。

ということで、もし何かご存じでしたら、ぜひ情報をお寄せください。お待ちしております。