太陽温泉卵

まさに完璧な五月晴れの日。こんな日はソーラークッキングに限る。というわけで、今までのと少し違うタイプのソーラークッカーを簡単に作ってみた。アサガオ型と言われるやつをできるだけ簡素化したもので、A4サイズの厚紙にアルミホイルを両面テープで貼付け、長辺の中点を中心に直径9cmの半円を切り抜いたものを2枚作成。この2枚を浅い円錐状になるようにクリップでとめたらできあがり。水と卵を入れたお茶の缶を中心におき、昼の太陽に向けておいた。

開始時の気温は27℃、水温20℃の水350cc、正午に始めて30分後に水温が50℃、1時間後に68℃、1時間半後には78℃まで上昇。ここで卵を取り出して割ってみると、少し固まりすぎているものの、ほぼ温泉卵と呼べるものができていた。実験は成功。

このタイプは制作が簡単で短時間でできるので、普及させるには一番いいかもしれない。キッチン用品を使えば、かなり大型のものでもできるだろう。
太陽式温泉卵