エクステ

1限目に環境問題概論の2回目をやった後、2限目は社会人対象のエクステンション講座で同様の話をする。10人登録と聞いたが、行ってみたら5人しかいない。しかも1人は始まる前から寝ている。スクリーンはなくて、天井近くに大型モニタがあるだけの小部屋。これはちょっと、200人相手の講義の焼き直しをするだけではだめだろうな。


ひととおり用意したことをしゃべり終えた後、どういう授業が望ましいか正直におたずねしたところ、私の持論を聞きたいという意見があった。持論ねぇ。そういえばあまり独自の持論というのを意識して主張したことはなかった。今まで、あくまで情報を整理してわかりやすく説明することを使命と感じていたから。持論はその後ろに隠れていた。持論、というか、特定の主張を前面に押し出し、その是非について受講者に議論してもらう、という形にできれば面白いのかも知れない。試してみるいい機会になりそうだ。