火星の人

火星の人

映画「オデッセイ」の原作。読み出したら面白くって3日で読んでしまった。

火星に一人取り残された主人公がいかに困難を克服して生き延びて地球に帰還を果たすか、という物語。当然大半のシーンが一人きりの状況なので、主人公の感情とか、なにをやろうとしているのかという技術的細部などについては、映像より本の方が絶対面白いだろうと思っていた。予想どおりで、かなりの部分が主人公によるログの記述という体裁で、それがまた実感を伝えるのに適していた。満足。