古道具

明けました。今年もよろしくおつきあいください。



さて、
年末に少しだけ掃除をしたとき、こんなものが出てきた。


なつかしい、Palm100と、Palm portable keyboardだ。

思い起こせば10年ほど前のことになるか、このPalm100ではなくて、IBMからWorkPad c3の名で出ていた同類機をずっと使っていた。このブログを始めるより前、本家HPのジャーナルはそれで書いていたことがあった。電車の中でスタイラスを使って、けっこう早く入力できていた気がする。携帯入力や、iPod touchフリック入力よりずっと効率はよかったと思う。

写真のキーボードはそのWorkPad用のものだ。フルサイズキーボードが4つに折れてコンパクトにたためるギミックが気に入っていた。今で言えば、キングジムpomeraが似ているが、このキーボードのほうが絶対に使いやすい。人に見せて自慢していたが、あまり実用にはしていなかった。ちなみに写真のPalm100には使えない。

WorkPadを気に入っていたので、家族にも、と思って買ったのがこのPalm100だ。結局ほどんど使われないままお蔵入りになった。


単4電池2本を入れてみたら、Palmはちゃんと起動した。スタイラスでの入力もできた。使える、と思ったものの、今ではMacにつないでデータをやり取りする手段がないだろう。赤外線通信機能があるので試してみたら、携帯とは通信できるようだ。電話帳やテキストメモなら利用できなくもない。といっても、そんな使い方をする必然性もないな。


ということで、処分せざるを得ないようだ。もしもこれを読んでいる人でぜひ欲しいという奇特な方がおられたら、1週間以内に連絡ください。喜んで差し上げます。