Pink Panther 2

映画「ピンクパンサー2」を観に行ってきた。前からブログを読んで応援していた松崎悠希くんが初のメジャーロールで出演しているということで、なんとしても観たかった。ところが、近畿全体で5館しか上映していない。行ったことのない難波の映画館まで行ってきた。

松崎くんは、盗賊をつかまえるために結成されたドリームチームの一員として、かなりたくさんスクリーンに出ていた。苦労したという日本語なまりの英語というのもよくわかった。ストーリー上、それほど印象に残る役どころではなかったのはちょっと残念。印象としては「硫黄島からの手紙」のほうが強かった。ドリームチームの一員だというのに、宣伝の看板やポスターには含まれておらず完全に無視されているのがかわいそう。人種差別か、と思ったが、オフィシャルサイトには彼もしっかり一員として出ているので、むしろ日本での宣伝の際に除外されたのか。ジャン・レノアンディ・ガルシアと比べればそりゃむろん無名ではあるが、よくわからない扱いだ。


ストーリーは、正直言って1800円がちょっともったいなかった。どうも、笑いのツボにぴったりとはまらない感じ。感覚がずれているのだろうか。クルーゾー警部の常軌を逸したバカげた行動に、笑わされるより、いらいらさせられた。たぶん、一度も笑えなかった。


なんにせよ、今後松崎くんがさらに活躍するのは間違いないだろう。もっともっといい映画に配役されることを祈る。