採点終了

「自然科学(生物学I)」の採点がようやく終わった。

実受験者数が220名だから、いつもの大人数講義に比べれば楽なものだ。問題ごとの点数の合計を暗算で2回ずつやるのだけがちょっと疲れるが、あとはエクセルに入力してレポート点と合計して、計算式で一括判定する。C評価とD評価の境界を何点にするか、いろいろ試して何人落ちるか見ながら、最終的にはえいやで決める。そんな相対評価をしないで、あらかじめ決めた基準で切ればいい、と言われるかも知れないが、そんなことをしたら半分以上落とすことになる。それでいい、という人もいるかもしれないが、専門家を養成しているわけではないので、そこまで割り切れない。結果、当初の予定よりはだいぶ甘くなる。

それでも、70人にD評価をつけた。甘い講義ではないのだよ。