シニア自然カレッジ

大阪シニア自然カレッジというNPOの依頼で、循環型社会についての話をする。普段は毎週外へ出ていろいろな生物を観察しているシニアの方々が相手。いつもの授業のPowerPointを適当につなげて話をするが、どうも上滑りしてしまった感じ。社会人相手では、いつものトークでは底の浅さが露呈してしまう、と言ってしまっては学生達に失礼かな。
ところで、このNPOの事務局の方から提案を受けた。堺市南区は1月14日に「南区地域入学式」というイベントを行った。地域で活動しているNPO等を一堂に集めてブースを開いて広報活動をしてもらい、団塊の世代等の方々に地域デビューの機会を提供するというイベントだそうだ。それでこの方は、社会人学生や聴講生の制度を持つ地域の大学もその場に参加すべきではないかというのだ。もちろん呼ばれもしないのに行くわけにはいかないだろうが、大学としては願ってもないPRの機会のように思う。
やっぱり団塊の世代と呼ばれる人々の活躍はこれから大きくなる。大学としても、彼らに授業を提供するだけでなく、積極的に彼らの持つ力を活用することを考えるべきだろう。それが双方の利益につながるはずだ。