パーティ

学祭は今日もやっているのだが、私は担当日ではないので出勤しない。ホームカミングデーとか乙武氏の講演とかトラブル処理の続きとか、いろいろ気になることもあるけど家庭優先でいく。しかし、前日のすさんだ気持ちが継続し、暗い顔をさらし続けることに。
この日は子供の友達を大勢呼んでパーティをするというので、バーベキュー担当。ところが、夕方になっていざ用意を始めたら木炭が足りなくて、買いに行ったら木炭はすでになく、仕方なく豆炭を買ったら全然火力が足りなくて、結局フライパンで肉を焼いた。小学3年前後の子供が16人も集まればその騒動はハンパでなく、もともと子供が苦手な僕はそれだけでもイライラしており、段取りの悪さに「もう二度とやらん!」とキレていた。
たしかにこうしたイベント事をつつがなく運営するには、準備と念入りな打ち合わせ等が必要で、そうしないと当日あわてふためくことがでてくるのは当然だ。だが、一切の問題もなく事前に計画したとおり粛々と進行することだけが目的だとしたら、そんなパーティはつまらない。トラブルも含めて楽しまないと、する意味がない。規模は全然違うがパーティも学祭もその点で同じようなものだ。昨日は、学祭実行委員会の決めたルールに従わない連中を見つけて心底腹を立て、その対処についてあれこれ考えていたのだが、そのために大学側が今以上に強くのりだしたり実行委にプレッシャーをかけたりしたら、実行委の学生達も一般学生も楽しめなくなる。最悪の場合、今は運営を任されている学生側が、「ムリです。やめます」と去っていってしまう。それでは元も子もない。ルールを破っていること自体を問題にするのではなく、それで本当にまずい状況が起きないようにだけ目を光らせておけばいいのだ。
ということで、イライラカリカリして楽しむことを忘れていた自分を反省して、またパーティしようと思う。しかし、豆炭12kgも買ってしまって、どうしようか。