散水効果

昨日は、大阪の御堂筋で3000人の人々がいっせいに打ち水をして街の気温を下げようという「御堂筋打ち水大作戦」が行われたらしい。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200508110020.html
正午に行われて、気温34度だったのが、33度以下(このへん表現が曖昧)になったとか。使われた水は約45トン。

はっきり言って、正午にやるのはあまり得策ではない。あっというまに効果はなくなるし、湿度が上がればかえって暑苦しい。でもまぁ、デモンストレーションとしてはそれでいいのかな。

このところ、夕方に鉢植えの植物に水をやるついでに、庭中に散水するようにしている。日差しがほぼなくなってからやる打ち水は、確実に空気を涼しくしてくれることが実感できる。水をできるだけ節約するために、なるべく細かいシャワー状にしてやっているが、それでもかなりの消費には違いない。でも、クーラーをつけずにすむならたぶん効果はプラスだろうと思うことにしている。

愛知博でも「ドライミスト」というやつが使われているらしいが、家庭やオフィス街でもそういう霧吹き装置を使うことができれば、最小限の水消費で最大限の冷却効果を得られるのではないだろうか。とりあえず、庭木に殺虫剤をまくために買った噴霧器でもひっぱりだしてみるかな。