ディベートトーナメント

関空でのPP講座II「キャリアと実践」2日目。朝からディベートの実戦を始め、午後にはチーム対抗のトーナメントを実施。ディベートすること自体が目的ではないはずとはいえ、やはり競争となると緊迫感が増す。
伊丹空港廃止は是か非か」というお題で、ここまでの蓄積をぶつけあう。前夜一睡もしないで情報を集めたチームもある。経験者のいるチームも、メンバーの足並みが揃わないと勝てない。決勝戦は、残り全員が見守る中で行われ、受講者の投票と、講師の判定を総合して、ついに優勝チームが決定した。

燃え尽きて満足げに帰って行く学生を見ていると、やった甲斐のある講座だったと思えた。この講座は、戦略的大学連携事業の一環で行われることになったものなので、事業が終わる来年度以降をどうするかは決まっていない。関空のホテルで行わなければならない必然性はないから、場所を変えればたぶん継続可能だ。ただし、合宿形式で行うことは必要だろう。まる2日間ずっと缶詰で行う濃密な空気が、学生たちの達成感には必要なのだと思う。