要するに

ほぼ日に山田ズーニーが連載している「おとなの小論文教室」Lesson 305 より。文章の要約を学生にやらせた場合、(1)できない、(2)元の文から必要な文を抜き出しつなげて書く、(3)行間まで読んで筆者の言いたかったことを見抜く、の3段階があり、1から2への改善は教えられるが、2から3へのステップアップは難しい。その段階のトレーニングとして、速読一文要約、要約の復元、結論の再生、の3つが考えられる。
うまく書けない自分の文を見直して、「要するに自分はこう言いたいんだ」と気づくとうまく書き直せることがある。読解力は書く力にもなるのだろうな。