グレート・ドライバー/グレイテスト・レース

 

F1 グレート・ドライバー/グレイテスト・レース(HOW IT WAS) DVD版

F1 グレート・ドライバー/グレイテスト・レース(HOW IT WAS) DVD版

 

 セナ・プロ世代のF1ファンにおなじみのドライバーたちが、それぞれもっとも印象に残るレースを一つ選んで語る。ラウダ、プロスト、マンセル、アレジ、ベルガー、ヴィルヌーブ、ハーバート、クルサードアロンソ、バトンという顔ぶれ。当然、語れないセナやシューマッハは出てこない。

プロストがすっかり老け顔になっているのにちょっとショック。

ごみアートの奇跡


『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』 予告編

 

環境委員会恒例の映画上映会で観た。

ブラジルサンパウロの巨大なごみ処理場でリサイクル可能なごみを拾って生活する人々を題材に、ごみを並べて巨大な画を作りアートにするヴィック・ムニーズというアーティストの活動を描く。

貧しく苦しい生活をする人々が、被写体となり、活動に加わる中で、誇りと希望を取り戻す様子が印象的。ごみ拾いじゃない、再生可能な資源を集めているんだ、というようなことを言ったシーンが記憶に残る。

小さな池のミステリー season 2

今年4月、庭の小さな池で突然多数の銀杏の実が発見されたことを書いた(→こちら)。

 

それから8ヶ月。

新たな展開があった。

 

 

12月4日、いつものように池をのぞき込むと、

なにやらオレンジ色の太さ1センチ長さ10センチほどの棒状のものが水面から立ち上がっているのが見えた。

 

なにかへんなキノコだろうか、とスコップでつっついてみたが、わりと硬く崩れない。

引き上げてコンクリートの上で切ってみたが、中までオレンジ色でかなり弾力がある。

 

別の場所の水中にも横たわっているのが見えた。

その姿に、ハタと気がついた。

 

これはウンコだ

オレンジ色の、硬いウンコだ。

(だから今回、写真はやめた)

 

しかし、水中にあったにもかかわらず、まったく崩れもせず形を保ったまますくい上げることができた。

ただのウンコではない。

 

しかも、

崩してよくよく細部を観察してみると、

オレンジ色の正体はどうやら銀杏の果肉のようだ。

少し前まで近くの緑地帯のイチョウの木には銀杏が鈴なりになっていた。

あの臭い果肉。

どうやらあれが固まりになって排出されたものらしい。

ただし銀杏の種子はひとつも含まれていない。

 

突然、4月の第1ミステリー、銀杏の実(種子)出現の怪と話がつながった。

何者かが、

秋に公園で実ったイチョウの実をたらふく喰い、

うちの池で果肉部分をまとめて排泄。

硬い種子を腹に貯めたまま越冬し、

春になってまたうちの池で種子をまとめて排泄。

順序は逆だが、そういうこととしか思えない。

 

果肉も種子も排出してしまってはまったく栄養を摂れてないと思うんだが

いいのだろうか。

 

水洗トイレをお好みのようだが、普段も利用しているのだろうか。

それとも銀杏に関してだけうちの池を利用しているのか。

 

何者なのか。

ネットで調べると、タヌキとかアライグマとかハクビシンとかが銀杏を食べるという記述がひっかかるが、害獣駆除業者の写真を見ると、糞はもっと適当に散乱している。

今回のような“出し分け”や“高硬度ウンコ”をうかがわせるものは見当たらない。

 

謎だ。

 

今後の展開に期待したい。

アイアムアヒーロー

 

 レンタルにて。

ゾンビものというのはだいたいに展開が決まっている。これもお約束的なところをきっちりと入れつつ、グロ描写などちゃんとしてるしご都合主義でなく、けっこう見ごたえがあった。

原作は最初のほうしか読んでいないのでこの後どうなるのか知らないが、続編も期待できるかな。

ぼくらの

 

テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1

テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1

 

何かのサイトで、見るべきアニメに挙げられていたので興味を持った。
レンタルにて全24話を見終わった。

子どもたちが巨大ロボットに乗って未知の敵と戦う話。と言ってしまうとありがちなアニメに聞こえるが、まるでちがう。そもそも戦闘シーンはごくわずかで、勝つ爽快感もない。

なんだろうこれは。子どもたちが、自分たちの置かれた理不尽な状況に呆然とし、絶望し、抗い、受け入れ、悟り、なんのために戦うか自分を納得させる、そのひとりひとりの想いを追う物語か。不思議な印象の残る作品。

まるで、子どもが突然理不尽な社会に放り出されて、そこで生きるためにさまざまなことを受け入れていく様子を見ているような。

映画 天空の蜂

 

天空の蜂 [DVD]

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 「進撃の巨人」「テラフォーマーズ」と日本映画のひどいのを連続で観たため、これもあまり期待していなかったのだが、これは大丈夫だった。ビッグBがちゃちなおもちゃなんじゃないかと恐れていたが、そもそもそんなにアクションがないから大丈夫。ちゃんと緊迫感のあるサスペンス映画になっていた。よかったよかった。

 

作者のメッセージは控えめながらしっかり伝えられていたように思う。最後の部分はちょっととってつけたような感じではあったが、あれ以後に映画化する以上なにか触れないわけにはいかなかったというところだろうか。