クリーンアップ

和泉市の黒石地区で行われたため池クリーンアップ作戦に学生を連れて参加してきた。平安時代から続くため池やそれを取り巻く歴史遺産の残る地域を、地元の人とともにきれいにし保全していこうという取り組みだ。新興住宅地にはさまれた古い集落の近くで、不法投棄が後を絶たなかったのを、少しずつきれいにしてきて6年目になっている。和泉市の市役所の人に紹介され、2年前から参加の機会をうかがっていたのだが、今回ようやく一緒に参加してくれる学生が5人現れたので行くことができた。
作業自体は簡単でしかも短時間だった。地元子ども会がもみじを植樹するための穴を堀るのと、歴史遺産である水道トンネルの入り口付近の草刈りを少ししただけだ。朝9時から始まって11時過ぎには終わっていた。期待したほど地元住民との交流もなかった。しかし、とにもかくにも学生とともに地域で環境保全活動に参加できたということで、はじめの一歩は踏み出した。あとは、こうした活動を定期的に継続していくことが必要だ。