雑草変動
暖かくなってきて、あっという間に庭に雑草がはびこりだした。
もわもわという感じで柔らかそうな緑の草が一面を覆い始めたので、満開の桜の下もくもくと草刈りをする。このままおひたしにできそうな柔らかい草だが、これだけ生えると憎たらしい。
この草、よく知らなかったのでwebで検索してみると、どうもたぶんスズメノエンドウと思われる。別の場所にはカラスノエンドウがすでにピンクの花をつけ、アブラムシにたかられているが、それとは似ているが明らかに異なる。
不思議なのは、こんな草、去年までほとんど見た覚えがないということだ。カラスノエンドウはいくらでも生えていてよく知っているが、スズメのほうはほとんど記憶にない。むろん、こんな風に一面に生い茂るなんてことは一度もなかった。あまりに見事に突然広がったので、てっきり外来種だと思ったのだが、スズメノエンドウは在来種らしい。なぜこんな極端な広がり方をしたのだろうか。カラスノエンドウと干渉して置き換わろうとしているのだろうか。庭先でいったい何が起きているのか、とても気になる。