割り箸と紙すき

生協の企画で、吉野の割り箸工場見学ツアーに行く。昨年に引き続き2回目。


高速道路を使ってもけっこう遠くて、片道2時間。現地での滞在時間はどうしても短いものになる。工場見学はややあっさりしすぎかな。でも去年見れなかった工程を見ることができたので、よしとしよう。


製箸協同組合の方の話を聞いて、どうやって森に価値を取り戻すか考えたが、なにしろ困難であることだけは確かなようだ。


昼食前には、物産館で紙すきの体験をさせてもらう。牛乳パックや雑草を材料にした紙すきは自分でやったことがあるが、本物のコウゾを原料にした和紙は初めて。実際にすく作業はあっという間で、そこに埋め込む飾りをアレンジするのが腕の見せ所のようだ。紙すき作業の中のほんの小さな一部をかじらせてもらったにすぎない。作品は、乾燥が済んでから送ってくれるとのこと。楽しみだ。