Cops in COP15

最後の朝。いつものようにホテル1階のレストランに朝食をとりに降りていくと、せまいレストランが制服姿の警察官でいっぱいだった。どうやらこのホテルの大部分は、警察官に占拠されているようだ。当然、COP15警備のためにどこかよその街から動員されたのだろう。来週後半にはオバマ米大統領をはじめ世界中の首脳がやってくる。首脳だけが集まるG8などよりよほど警備しにくいにちがいない。なにしろ(私たちみたいな)有象無象が2万人もやってきているのだから。

途中の駅でも、COP15のIDを首にぶら下げた人を大勢見かけた。このタイミングで帰る自分たちは、やっぱりもったいないことをしているのだろうか。とはいっても、ただ会場にいるだけで何ができるわけでもない。この経験から何を学んで、それをどう次に活かしていくか、それが大切なのだ、という毎度おなじみの締めで、このCOP15日記を終わるとしよう。