続・書きまつがい

さあお待ちかねでした。今週も書きまつがいの時間がやってまいりました。
まずはウォームアップからどうぞ。

 (成功)
定 (仮定)
 (天敵)
分 (糖分)
力 (努力)
体 (葉緑体

いかがでしょう。最後の「葉力体」などは、植物のグリーンパワーが感じられてなかなかいいんじゃないでしょうか。

さて、本日の特集は「生物学の新常識!」と題して、若い頭脳が切り開く生物学のフロンティアをご紹介します。まずは、こちらから。

コムギは真正細菌である。

相当数の学生たちがこの新説を主張しています。生物の三大超界「古細菌」「真正細菌」「真核生物」のうち、コムギは大腸菌などと同じ真正細菌に属する。小麦粉は、じつは小さな細菌を集めたものだったのでしょうか。

次はこちら。

形質は、ばらばらになる。

いきなりなんのことかわかりませんね。自然選択によって進化がおこるための3つの条件は、「形質と適応度の相関」「形質の遺伝」、それと「形質のばらつき」です。この「形質のばらつき」から転じて、ばらばらになる。すばらしい新展開です。

新しい説と言えば、

ランナウェイ推理説

を提唱する学生も。殺人容疑をかけられた主人公が、警察の追跡から逃れながら推理をはたらかせて真犯人を追う。そんな光景が浮かびます。

また、

生物を構成する主要元素にはO,H,P,Nに加えて、CO2がある

との説も。二酸化炭素で生物ができるなら、温暖化は問題ではなくなりますね。CO2が元素のひとつだというのも大胆な新説です。

さて、それでは今週の1位の発表です。栄えある1位に輝いた新説は…

シアノバクテリア有酸素運動を行った。

なんと斬新な説でありましょうか。シアノバクテリアが太古の海で、ジョギングやエアロビクスをしている姿が目に浮かぶようです。
さあ時間となりました。また来シーズンお目にかかれるのを楽しみに、さようなら!