木材リサイクル

先日の環境講演会の際に、なつかしい顔を見た。第1期ゼミの卒業生で、今は近くの社会福祉法人で働いているという。その彼女が持ってきたのは、リサイクル木材提供の案内だった。
比較的重い障害を持った方たちが、作業所で使用済みの輸入パレットを解体して、釘を抜き、長さを切りそろえ、薪として使えるようにそろえて出荷している。約30本で一束250円。おもに陶芸関係に出荷しているが、取引先が少なくて十分な収入にならないらしい。
廃棄される木材の有効利用になるし、バイオ燃料で石油消費の節約になるし、障害者の自立を促す社会貢献になるし、一石三鳥の取り組みだ。こんなところで利用できるかも、という人は、いずみ野福祉会第三岸和田作業所まで。