エーゲ海の日没

牛窓の日没は美しかった。楽しい学生たちと一緒に眺めたから、なおさらだった。

この日は貸し切り状態だったので深夜まで騒ぐ。何をするでもなく、他愛もない話で夜が更けていくこの感じ、学生時代のあの頃にひとときタイムスリップ。とはいえ、もともと弱いアルコールにさらに弱くなっているので、12時過ぎたらもうダウン。部屋の入り口で意識を失っていたら、いつのまにか部屋は片付けられ布団を敷いてくれている。気の利く学生たちだ。感謝しつつ眠ったが、学生たちはそれからなお5〜6時間もの間、楽しく過ごしたらしい。そう、私はやっぱりもう学生と同じではないのだな。