車達

映画「カーズ」吹き替え版を子どもと。前に試写会のチケットが当たったのだけど、そのときはヨメと子どもに譲ったのだ。そしたら字幕版だったので子どもが少しわかりにくかったと言って、その場でまた前売り券を買ってきたのだった。
チラシやポスターの絵を見て期待していたのが、雄大な風景描写。CGでここまでできるのか、というか、もはやCGかどうかなど気にする機会がない。空気をも描いているその技術にただただ敬服するばかり。むろんレースシーンの迫力や細かい遊び心も楽しめた。これはDVDも買ってさらに細かい遊びを見直さずにはいられない。実在のレーサー(あのミハエル・シューマッハとか)が声で登場しているというのだが、こればかりは吹き替えでは意味をなさない。中島悟で代用するとかすればいいのに。
内容に関しては、「ドク・ハリウッド」を思い出させたが、主人公の心が変化する理由がいまいち納得できなかった。でも、まぁ、そのへんは大目に見ることにして、映像のすごさにひたすら拍手だな。