ゴミモデル

ごみプランニング―廃棄物問題解決のための新手法
和田英樹著「ごみプランニング」(築地書館 2005)読了。たぶんタイトルだけ見てなにげなく注文したのだが、中身は意外やたくさん数式の出てくる数理工学的な話。直感と感覚と感情で語られることの多いゴミ処理に関する政策決定に、どのようにして客観的なモデル手法が使われるかが、コンサルティング業務に関わる著者の経験をもとに具体的に描かれる。数式をいちいち理解はしていないが、わりとなじみやすい考え方が多く、目を開かれた思いがした。