月は無慈悲な夜の女王

月は無慈悲な夜の女王

ロバート・A・ハインライン著 早川書房

Kindle版読了。

 読んでおくべきSF傑作のひとつとして推薦されていたので、何気なくKindleで見つけて読んでみた。今調べて驚いたが、1965年に連載されていたという半世紀前の作品なのだな。まさにクラシック。しかしそんな古くささはまるで感じなかった。

 

 ひそかに知性を獲得したコンピュータの支援を受けながら、地球連邦の搾取から独立を目指す月の植民地の人々の戦いを描いている。月での独特な生活様式、反政府活動を組織化していく過程、そしてクーデターと反撃と結末への活劇、どれも詳細で活き活きと書かれていて読み応えがあった。

 地球連邦の搾取と宇宙植民地の独立といえばまさにガンダムではないか。きっとこの古典はその後の多くのSF作品に多大な影響を与えてきたに違いない。

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