虐殺器官

 

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 

 Kindle版を読了。映画の予告編を観て、タイトルに惹かれて読んでみた。「機関」ではなく「器官」のわけを知りたかった。非常におもしろい。

近未来のハイテク軍事アクションも見所だろうが、全体に通底する暗く悲しい雰囲気が気に入った。映画化されて、そのへんがどう描かれるだろうか。あまり評判にもならないまま上映はすでに終わっているのだな。エンディングも好み。