今年読んだ本

今年読んだ本をメモ。ちょっとしか読んでないが。

 

星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

 

 

最高はなんといってもこの一冊。 読後は深い満足感に浸った。

月面で見つかった宇宙服をまとった人間らしき遺体。それが5万年前のものであるというミステリーを、タイムトリップなど使わずにどう説明できるというのか。結末に至るまでの理詰めの謎解きがすばらしかった。生物進化の原理をきちんと踏まえていたのもポイント高し。

続編のガニメデの優しい巨人巨人たちの星も読んだが、読まなくてもよかったかもしれない。

 

 

天空の蜂 (講談社文庫)

天空の蜂 (講談社文庫)

 

 映画になると知る前に手に取った、初めての東野圭吾作品。原発関係ということをどこかで耳にして興味を持ったように思う。ワンアイデアだが、わずかな手がかりから犯人を探し当てていく過程がよかった。もっと犯人に語らせてほしい気がした。

 

 

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

 

 生物学の授業の小話に使えるかな、と思った。

 

 

ぼくらの仮説が世界をつくる
 

 漫画家の鈴木みそ氏のメールマガジンに取り上げられていたので購入。漫画の編集者から独立してエージェント業を始めた筆者による、仕事へのアプローチ論。

 

これだけだろうか。ほんとにちょっとだな。あとはKindle版の漫画で、バクマン。進撃の巨人エヴァ僕だけがいない街ヒストリエPeace Makerなど。