ハンガー・ゲーム

ハンガー・ゲーム(上) (文庫ダ・ヴィンチ)

ハンガー・ゲーム(上) (文庫ダ・ヴィンチ)

年賀状も書いたし、掃除もだいたいできたし、ということで、すきま時間に読む本をと思い購入したKindle小説第4弾。たちまちのうちに読了した。


懐かしい「バトル・ロワイヤル」との類似は明らかだが、こちらは終始ヒロインひとりの視点で書かれているので、殺し合いの派手さは低めだが、生き残るためのプロセスが切実に感じられる。とくに、水と食糧確保の切実さがリアル。「バトル・ロワイヤル」ではあまりそのへんはなかったように思う。


また、バトルが終わればそれでめでたしめでたし、かと思ったらそこからの緊迫感が意外でよかった。第二部、第三部へと続くのが楽しみ。