ひとつの時代の終焉

昨日は卒業式の後すぐ京都へ向かった。大学/大学院時代にお世話になった指導教官が定年退職されるので、弟子たちが集まってパーティをやろうということだった。本人には事前に知らせずに、協力者がさりげなく誘って連れてくるというサプライズである。狙いはみごとにヒットし、かなり面食らわれたようだが、いつまでもにぎやかないい飲み会になった。


今回、この指導教官だけでなく研究室の教員が全員いなくなって、4月から総入れ替えで新しいスタートになるという。つまり、自分が在籍していた頃から(その前から)連綿と続いていたあの研究室の流れはここでいったん終わるといってもいいかもしれない。それはたぶんいいことなのだろうと思うが、ひとつの時代が終わったのだという気がした。