エコスタディ終了

3月5日月曜日、長いようで短いヨーロッパエコスタディプログラムが終わる。8時半にくるはずの空港タクシーが9時半近くまで来なくてハラハラさせられたが、ぎりぎり飛行機にも間に合って、3月6日朝に全員無事に帰国しました。
帰路は、疲れから機内映画をあまり観れなかった。「ジョニー・イングリッシュ 慰めの報酬」「ハリーポッターと死の秘宝part2」「アーティスト」の3本だけ。「アーティスト」はアカデミー賞作品賞を受賞した無声映画だったが、なるほどさすが、とは思えなかった。今の時代に無声映画を作るというのは面白いが。


今回のエコスタディでは、現地のプログラムが単なるレクチャーからワークショップに変わったりした面白さもあったが、なんといってもメンバー間のまとまりがよく、いい雰囲気を楽しめた。今回初めて男子学生が参加したこともいい効果を出したし、1年から3年生までいたことも、上回生の意識を高く保つ効果があったと思う。グループに分かれてはいるものの、グループ間に十分なコミュニケーションがあった。だから引率の身としては非常に対応が楽で、かつ一緒にいて楽しいメンバーだった。


12人の学生に対し3人の教員が付き添い、現地ではフライブルク大日本人ジャーナリストの1人に常時ガイドされ、別の1人にエコタウンを案内され、ドイツを環境先進国に導いた立役者の1人にエコヴィレッジを案内される。こんな贅沢なツアーはちょっとないだろう。今回のメンバーなら、きっとこの経験をいい形に生かしてくれるに違いないと思う。