先人の知恵

朝は事故渋滞で5kmの距離に1時間以上かかってしまった。授業開始より15分前には大学に到着したが、プリントを印刷しファイルをコピーしたりしていて、ついに授業に数分遅刻してしまった。いかんな。


午後の4回生ゼミでは、卒論の検討。数名がおおむねできあがって、なんとか学生懸賞論文に応募できそうだ。レベルは高いとは言えないが、この時期に完成できたこと自体が我がゼミ初の快挙である。


その4回生のうち就職が内定している5人の学生が、3回生の前で就活体験談を話してくれた。それぞれに異なる経緯を、それぞれの言葉で語った。たった1年違うだけだが、苦しい就活をくぐり抜けたせいだろうか、3回生よりずいぶん大きく立派に見えた。その言葉はどんな大人の言葉よりも後輩たちの心に届いたに違いない。