学祭2日目

朝からひどい雨で、とうとう外の模擬店は全部中止になってしまった。仕入もしているだろうから、打撃だろうな。しかしおかげでみんな行くところがなくて、結果的に教室展示にはいつもより多くのお客が来てくれたようだ。


昨日の写真に写っているが、今回とうとう念願の自転車発電機を導入した。数年前から考えていて、なんとか作れないものかといろいろ調べていた。基本構造はそんなに難しいものではないようで、実際作っている人もたくさんいる。しかし、まず自分にそれをきちんと作れるのか、とくに、不特定多数の人が乗っても壊れず安全なものにできる自信がなかった。それともうひとつは、発電結果をなんらかの目に見えるものに反映しないと面白くも何ともないのだが、そちらを作れるあてがなかった。
それで、既製品を購入することにした。こちらの会社が発電機と計測付属品を売っているのを発見したのだ。自転車発電機「エネトレ」は、自転車の室内用トレーニング機を改造したもの。計測には、発電電圧に応じてランプが順に灯っていく装置と、パソコンで電力量などが表示されるソフトがついている。

自転車の取り付けは簡単にできた。最初いくらまわしてもランプがつかなかったのだが、何かの拍子にちゃんとつくようになった。手元のパソコンではどうしてもインストールできなかった自転車発電計測ソフトが、別のパソコンを借りてようやく稼働した。ついつい何度もチャレンジしたくなるが、負荷はかなりなもので、脚が疲労する。8つのランプのうち、個人的には6個まで、学生が試しても7個が限界。

おもしろいのだけど、ランプだけだとどうしても瞬間最高発電電圧ばかりに注意がいってしまう。思いっきりまわさなくていいから持続的に発電させるよう仕向けるには、別のタイプの仕掛けが必要なようだ。それこそ、なにかの電気製品を継続的に稼働させるようなものが。しかし普通の電気製品をつないで壊れないかどうか、自信がない。