男女共同参画社会アドバイザー上級講座

和泉市男女共同参画センターの講座で「身近な環境問題」という題で2時間の講義をしてくる。身近にできる環境問題への取り組み、ということで、話したいことは山ほどあれど、コンパクトにまとめるのと、興味を2時間持続してもらうためにひとひねりして、「レベル分け」方式を初めて試みた。簡単な取り組みからハードルの高いものまで、取り組みを段階的に分けるのである。今回はこんな風に分けてみた。

レベル1:環境家計簿でエネルギー消費を把握する
レベル2:重さを量ってゴミの量を把握する
レベル3:太陽エネルギーをトコトン活用する
レベル4:自分で作る、修理して長く使う
レベル5:所有欲を捨てる
レベル6:想いを分かち合う
レベル7:ひとりでできないことをみんなでやる


内容や順序についてはまだまだ吟味する必要があるが、こういうアプローチは悪くないという感触を得た。そういえば、昔見た「ためしてガッテン」で、ゴミ減量だったか家庭排水の浄化だったかについて、達人の技をやはりレベルに分けて紹介していたのを思い出した。



午後は、和泉市の第2次環境基本計画検討委員会に出席。今回が最終回。あまりお役に立てなかった。こういうのを生産的な会議にするのはとても難しい。お役所の中の環境部局の立場というのもたいへん難しい。大学の環境委員会も同じだな。