肥満者生存

有名な人魚姫像のとなりに、"Survival of the Fattest (肥満者生存(適者生存のもじり))"と題した像が建っている。ひどく太った女性(人魚姫か?)がやせこけた男性に肩車されている。女性は手に正義の象徴である天秤を持っている。彼女の足は水面より上だが、男性は半分水につかっている。解説にはこう書いてある。

私は男性の背に乗っています。
彼は重荷に耐えかねて沈みつつあります。
私は彼を助けるためになんでもしましょう。
ただ彼の背から降りることだけはしませんけど。

じつにいい。よくこれだけ皮肉の効いた像を、市の最大の観光スポットの横に設置することを許したものだと、市当局を褒め称えたい。
詳細はhttp://www.sevenmeters.net/