すごい!弁当力

久しぶりに電車に乗るので持参した本。あっというまに読み切った。


すごい弁当力!―子どもが変わる、家族が変わる、社会が変わる

すごい弁当力!―子どもが変わる、家族が変わる、社会が変わる

作者: 佐藤剛史
出版社/メーカー: 五月書房
発売日: 2009/08
メディア: 単行本


ブログ「経済学を学ぶ非営利な毎日」の佐藤剛史氏が語る、弁当の持つ大きな力。ブログ愛読者としてはよく知った話ばかりではあるが、こうしてまとめられるときちんと整理できるし、だれかに読ませたくなる。読むとだれかに弁当を作りたくなる、というのはまさにその通りで、今朝はとりあえず味噌汁を作る気になった。ゼミで弁当の日をやりたいな、と思わずにはいられない。とはいえ、九大方式で毎週作るとなったら、それはそれで大変ではあるが。

ブログからもわかることだが、佐藤氏は講演会の聴衆からの感想などをきちんと保存・整理していて、それをこの本でもかなり効果的に使っている。長いと感じることもあるが、やはり生の声は、よけいな加工をしていない分、説得力を持つ。使い方がうまいなと思う。


さて、ではどう行動するか、が問われる。今朝味噌汁を作ったとはいえ、朝も昼もパン食。なかなか本の感動を実行に移すのは簡単ではない。