世界を変えるお金の使い方

世界を変えるお金の使い方」(山本良一責任編集 ダイヤモンド社 2004年)読了。小さな額から大きな額まで、世の中をよくするためにお金をどう使えるか、使い途を並べた本。100円で、内モンゴルのホルチン砂漠に植える苗を10本買える、というなじみの話も載っている。
ただちょっと期待はずれだったのは、ほとんどが寄付的な使い途だということ。寄付は、お金を「使う」というのとは違う気がする。寄付はあくまで余裕のあるときの出資先になるだろう。そうではなくて、日常の買い物をするときに、これこれこういう商品を選ぶと、いい効果があるんですよ、というような、そんな内容を期待したのだが。