テオ・ヤンセンの海岸生物

子どもの夏休みの自由研究にどうかな、難しいかな、と前から気になっていた、テオ・ヤンセンの機械生物たちの歩行メカニズムを、とりあえず試しに厚紙で二次元的に作ってみた。正確な各部の長さがわからず、適当な感じで作ったわりにはなんとかそれらしく動くようにできた。

写真ではよくわからないと思うが、中央の円盤の回転運動が、前脚と後ろ脚のリアルな歩行運動に変換される見事なメカニズムである。

もっとよくわかる例がYouTubeにはたくさんあるので、詳しくはそちらを参考にしてほしい。

テオ・ヤンセンのビーチアニマルについては、これとか。


で、二次元的にはなんとかできたわけだが、これを三次元にして、きちんと自分で歩いてくれるようにするには、技術的なハードルがまだまだ高い。YouTubeでは、ペーパークラフトで作ってちゃんと歩いている動画もあったりするので、やればできるのだろうけど、うーん、そこまでやる根性が…。だれか設計図公開してくれないかな。

そもそもの目的だった子どもの自由研究のテーマとしてだが、真似して作るだけでは研究にならないし、難しいわりにその後の展開が見えない。メカニカルなものに興味を持ってくれるかなと期待したのだけど。