地域の活性化は楽しんで

1限にあったボランティア講演会「地域の活性化 人をつなぎ、世代をつなぎ」を聴く。NPO法人さかいhill-front forumの池崎氏が講師。登美ヶ丘の地域の防犯から福祉、スポーツ、芸術まで、じつに幅広い活動の中心になっておられる氏の取り組みを拝聴した。合同防犯パトロールに集まる人が200人とか400人とか、とんでもなく積極的な住民参加を引き出されている。いろいろ関わる住民の数が1000人を超えるような取り組みだが、基本は楽しむこと、無理をしないこと。人が集まらなければやめればいい、という気楽な原則を維持されている。だから、答えを予測しながら質問してみたのだが、やはり後継者のこともあえて心配しない。その活動が必要とされていれば誰かが出てきて続けられるだろうし、自分がいなくなって消えるのならそれもよし。その思想は明快だ。
学校PTAとか地域のなんとか委員会とかも、基本はそうあるべきだろう。