Green TIME

TIME誌の4月28日号の表紙が緑色だ。いつもは赤い表紙の枠も緑色。特集記事は「地球温暖化との戦争にいかに勝利するか」。
記事を読んで思うのは、連邦政府がいかに抵抗しようと、州レベルではアメリカはすでに温暖化対策に着々と取り組みはじめているということだ。排出権取引、効率アップ、再生可能エネルギー等の新技術開発のそれぞれがすでに進んでいる。大統領が替わればおそらくいっぺんに動き出すだろう。いつまでもうじうじしている日本など、あっという間に置いて行かれる。そう感じた。

[4/25追記]
asahi.comによると、アメリカではこの表紙の絵に退役軍人が怒ってちょっと騒ぎになっているらしい。

星条旗の代わりに緑の木 米タイム誌の表紙に退役軍人怒る
2008年04月25日10時10分
http://www.asahi.com/life/update/0425/TKY200804250048.html

この絵を「とんでもない侮辱」と感じるその感覚はちょっとわからないが、温暖化との戦いが事実ではないというようなことが論点になっているなら、反温暖化派層と退役軍人(かなり昔の)が重なっているということかな。