旅立ちの唄

小学校の卒業式にPTA会長として出席する。自分の子どもが卒業するわけではない。一応、スピーチの可能性を考えてあれこれ思案してはいたが、花束贈呈以外は出番なし。来賓の祝辞等は一切なく、あくまで子どもが主役で子どもが話す卒業式だった。
ステージ両側から一人ずつ登場してくる入場に始まって、卒業証書を受け取る前に一人ずつ将来の夢を壇上で語り、5年生と相対して1フレーズずつ思い出を語り、歌う。よく練習されていて、形になりすぎといえばなりすぎだが、よくできた演出に何度もウルっとしてしまう。これは殺生だわ。自分の子どもの本番ではどうなることか。

卒業生退場のとき、ミスチルの「旅立ちの唄」がかかって、これも泣けた。
みんな、おめでとう。