アブラナ科とシロチョウ科の共進化

The genetic basis of a plant–insect coevolutionary key innovation
Wheat et al. 2007
PNAS December 18,2007, vol.104,no.51, p.20427-20431
10.1073/pnas.0706229104

シロチョウ科のチョウの幼虫が持つglucosinolate解毒酵素遺伝子が進化した時期を特定。アブラナ科植物の進化の直後に登場したと推測され、その後シロチョウ科の適応放散が起きている。Ehrlich and Ravenのstepwise coevolutionを示唆する(といってもチョウの側が一方的に適応していることしかわからないように思うが)。