水蒸気vs.二酸化炭素

メモ。地球環境研究センターニュースVol.18 No.6 (2007年9月)より。「ココが知りたい温暖化11-2」に、温暖化に対する水蒸気と二酸化炭素の効果のことが説明されている。どちらも温室効果ガスであるが、はるかに量の多い水蒸気の方が重要ではないかという質問に対する回答が載っている。二酸化炭素が増えて温度が上がれば水蒸気も増えてさらに温暖化は進む。気候モデルでは「相対湿度はほぼ一定」になると予測されているのでそういうことになるらしい。また人間が排出した水蒸気量は、実際に増加しつつある水蒸気量に比べれば微々たるもの(1%以下)だということで、直接の排出より温度上昇による間接的な影響の方が大きく、その原因になっているのはやはり二酸化炭素である。
おおむね自分の理解がそう間違ってないことが確認できて、ひと安心。