千客万来

講義も会議もなく、ふだんなら静かな木曜日。しかし今日はたくさんの来訪者があった。
まず昼休みには、環境問題に取り組みたいという学生たちとの初会合。今年の夏、内モンゴル緑化プログラムに参加して目覚めた学生や、去年の環境問題概論を受講してなにか活動したいと意思表明してくれていた学生など9人が集まった。大学の環境委員会教育研究部会としても、やる気のある学生に主体的に関わってもらいたいという想いがあるので、双方の興味の一致するところをどんどんと推進したいと思っている。環境講演会や、大学の環境取り組みを載せるHPのコンテンツ作成などを中心に取り組んでいくことを確認した。人数が増えればもっともっといろんなことができるようになるだろう。尻すぼみにならないよう、うまく継続していきたい。
その後、こんどはゼミの3年生が5人突然やってきた。今度の学祭の展示企画を中心になって進めてくれているのだが、いろいろ考えると早急に段取りを決めて動かないと間に合わないことに気づいたわけだ。25人のゼミ生全員を巻き込んで団結してコトを進めるのがいかに難しいか経験からわかっているが、彼らはそこを妥協するつもりはない。緊急ミーティングを翌日夕刻することに決定して、解散した。全員の意識を目覚めさせるようなメールを送ることを約束する。
ゼミ生との会談のあいだ少し待たせてしまったのは、2年前卒業した第1期ゼミ生のK村さん。ドーナツを手土産に訪ねてきてくれた。久しぶりのことで、同窓生の話や後輩ゼミ生たちの話で盛り上がる。大学にはいい思い出しかない、と言い切る彼女の表情はおだやかだった。ゆっくりと自分の時間を過ごしていってほしいと思う。