カーテンコール

今日は、一日かけて子どもの部屋のカーテンを縫った。古いカーテンをちょん切ったりミシンで縫い合わせたり、あれこれあれこれとやっていたら日が暮れた。疲れたけど、最後まで放り出さずにやりとげた自分をちょっとほめたい。
ミシンをかけるのはわりと好きだ。縫い目がぐにぐにと曲がったり布がずれたりと見栄えは良くないが、木工工作やペーパークラフトに通じるおもしろさがある。だいたいあのミシンという機械は、昔学校で使った電動糸鋸に似ているではないか。木を切断するより布を縫い合わせる方が難しいが、融通の利かない木や紙に比べ、布はちょっと伸ばしたりして適当に調節できるから気が楽だ。木工工作も裁縫も同じ「工作」というカテゴリーに入れてしまえば、性別による暗黙の分業なんかなくなるだろうに、と思う。