[学生」ゼミ合宿演習

今回のゼミ合宿のひとつの目玉は、マイ箸について考えること。MY HASHI PROJECTの彩箸30色をそろいで持って行って、3日間6回の食事で実際に使ってもらった。これだけで84膳の割り箸を救済した計算になる。実際に使ってもらい、その感触や後始末の面倒などを体験してもらった上で、マイ箸をどう考えるか、という課題に取り組んでもらう。
本当に必要なのか、という根本的なところから考えてもらいたかったが、どちらかというとどうやって普及させるかという行動計画の部分に考察が偏ってしまったのは、誘導の失敗である。具体案には、割り箸の規制と、マイ箸のプロモーション案という2方向が出た。とびきりの意外性はなかったけれど、プロモーション案にはおもしろいものもあった。なにより、机上の空論ではなく実際に使ってもらえたのがよかったように思う。こういうところから導入を図るのがよさそうだ。