人食いハンニバル

映画「ハンニバル・ライジング」を観てきた。レクターが人食いシリアル・キラーになってしまうその生い立ちを描く。若きレクターの雰囲気がなかなかよくできている。レクターに唯一寄り添う存在だったゴン・リー演じる日本人未亡人のむちゃくちゃな日本文化趣味が気に障るが、それを除けば満足なできだった。このあとなにをしてどういう経緯で捕らえられてクラリススターリングと出会うことになるのか、その間はまだかなりのギャップがあるが、そこに物語はないということだろう。