フレキャン完結

小学校のPTAの会合をそそくさと終えて大学に向かい、遅れてフレッシャーズキャンプ反省会に出席。教職員はそろっているが、20名いた学生スタッフのうち6人しか出席していない。そのことが、今年のスタッフについてすべてを物語っている。
昨年度のフレキャンでは、終わったとき担当していた教員が「どうです、僕の育てた学生たちは。」と自慢されて、私も素直に彼らの働きに感動し、それをきっかけに学生とのつきあい方が変わったくらいだった。今回も、キャンプ当日のスタッフたちの動きは予想よりははるかにまともだったと言えなくもないのだが、前後の状況を見るにつけ、とても「どうです!」とは言えないのだった。
後から言ってもなんにもならないが、学生スタッフが最後までひとつの「チーム」として機能しなかったのは、一番最初の出だしでこちらがアプローチを間違ったのだと思う。最初からいきなり仕事に入らずに、まずは時間をかけてじっくりと「チームビルディング」をして、スタッフ間の壁を取り除くとともに、しっかりとした目標の共有を確実にすべきだった。テクニカルな詳細は、チームさえしっかりしていれば短時間でできることだ。新入生の友達づくりをかかげながら、スタッフ間のチームづくりをおろそかにしたことが、大きなつまずきだった。
そのつまずきは、結局最後までひきずることになった。責任を持って仕事を全うしたスタッフもそうでない者も、来年もやりたいとは言わないだろう。当然だと思う。今できるのは、反省を次に生かすことだけだ。
最後に、みんなお疲れさま。ありがとう。