堺南大阪地域学フォーラム

朝10時から夕方5時まで、府立大で開かれた「堺・南大阪地域学フォーラム設立大会」でお仕事。「環境 ー里山文化を考える」と題した分科会で司会進行をして、内容を本会に報告する役目を仰せつかる。自分の発表も緊張するものだが、人の話を聴いてそれをまとめて報告するという役割は初めてで、けっこう消耗した。
討論内容は多岐にわたってまとめにくかったのだが、だいたい以下のようにまとめた。里山に代表される南大阪の自然は地域の財産であり、それを手入れし維持しつつ有効に活用するには地域のコミュニティの再生が不可欠で、それには市民団体や大学生ボランティアのような非営利の力のネットワークを構築する必要がある。多くの市民団体は若い力を必要としているし、大学は学生の体験教育の場を求めているのだから、両者がうまくつながれば双方にとって利益があるはずである。